「グラウンドワーク付きレッスン」始めました。
料金 ¥8,000(グランドワーク20分+レッスン30分)
※グランドワークのみ ¥2,000(会員 ¥1,000)
「グラウンドワーク」とは?
「グラウンドワーク」ってあまり聞きなれないですよね。そのまま日本語に訳すと「地上の作業」になりますが、早い話が「地上で馬を動かしてみましょう(調教しましょう)」ということです。調教なんて私には無理と言われるかもしれませんが、そんなことはありません。もし、自分が馬に乗る前後で比較して、少しでも馬が良くなったかな(←ここが微妙なところですが‥)と思えたら、良い調教ができたということになります。よく、「自分はまだ下手だから馬を調教することはできない」という方がおられますが、それは「自分の実力以上のレベルを目標とする」からであって、「もっと簡単なこと(少し努力すればできること)」を目標にすればそんなに難しいことではありません。
なぜ、地上でするのか?
確かに馬に乗りながら調教できれば一番早いでしょう。ただ、調教は人馬の共同作業で行いますので、その人馬の呼吸が合っていなければうまくいきません。しかし、馬にとって乗り手(人間)はどうしてもお荷物になりやすく、やはり空の状態(人が乗ってない状態)の方が馬は動きやすい。ならば、「地上で良い馬を作ってしまって、その良い馬に乗っていきましょう」ということです。
「乗馬が上手になる」ってどういうこと?
ところで「乗馬が上手になる」ってどういうことでしょうか?「どんな馬(例えば暴れ馬)でも自由自在に乗りこなせる人」でしょうか?これに対する正解はありません。「自分がどうしたいか」によるからです。いわば主観的なものだと思います。私の考えでは「乗馬が上手になる=馬を良くできる」です。乗馬が上手になるとは、暴れ馬をおとなしい馬(良い馬)にできるということ、万人が乗れる馬を作られるということです。暴れ馬には誰も乗りたくないですよね。私も乗りたくないですから‥。
分解して考える
「良い馬を作る」+「良い馬に乗っていく」
「地上で馬を動かす」+「動いている馬の上でバランスをとる」
このように考えれば簡単ではありませんか?
グラウンドワーク付きレッスンでは、前半(20分程度)で地上で馬を動かしてみて、後半(30分)で馬に乗って調馬索などのバランスレッスンを中心に各個乗りを行います。例えば、下の写真(左)は馬の首を曲げる柔軟運動、写真(右)は調馬索で馬を運動させています。実際にやってみると「馬の感じ」がよく分かるかと思います。

首を曲げることにより、乗ったときの手綱の反応(口向き)が良くなります。調馬索運動は馬の準備運動に効果的です。具体的な方法やコツなどは実際にやりながらレッスンします。馬に乗る人自身が調教者になれば、もっともっと馬が自分に近い存在になって、乗馬が楽しくなると思いますよ。
馬は生き物
乗馬する上で大事なことがあります。それは「馬は生き物」だということです。当たり前じゃないかと思うかもしれませんが、それを忘れて馬に乗っている人って結構多いと思います。今までいろんな方々をレッスンしてきて「この人はインストラクターの言われるままに手足を動かしてきた人なんだなあ」と思うことがあります。いわば、馬に乗っているんだけど、馬との対話ができていない。「今、馬が何を考えているのか?」いつも観察していることが大事だと思います。「あなたは分かるんかい?」と聞かれれば、実は私も分かりません。でも、想像はできます。その馬の行動、仕草を見て‥。どうしても、分からない場合は馬に何かしら働きかけをしてみる。その反応から想像します。「この馬は多分、今こうだな」って感じで‥。それで、馬が変わったら、「あ、これで良かったんだな」とか「あれ、これはまずかったな」とか。こういう対話を繰り返していると、そういう感覚(センス)って磨かれていくんです。そうするとますます楽しくなりますよ。
プレッシャーとリリース
「プレッシャーとリリース」という言葉、聞いたことはありますか?日本語だと「緊張と緩和」です。馬を動かす際、理解しておくと非常に良いと思います。
馬はご存知のとおり草食動物です。草食動物は自然界では弱い立場です。身の危険を感じたら逃げます。そうやって生きのびてきました。逆にいえば平和を望む動物、草を食ってのんびりしている(楽な状態)のが好きです。ですから、馬を動かしたかったら、動かしたい方向に(必要な量の)プレッシャーを与えて逃がしてやればいいのです。言い換えればプレッシャーを与えて、馬にとって「居心地の悪い状態」を作ればよい。馬が希望どおりに動いたら、プレッシャーをやめる(リリース、「居心地の良い状態」にする)。こうして、馬は覚えます。
さあ、やってみよう!
以上のようなことを踏まえて、グランドワーク(付きレッスン)やってみませんか?今までとは一味違った馬の世界が広がるかもしれませんよ。乗馬の経験は問いません。どなたでもお気軽にどうぞ。